Switchで遊べるメトロイドヴァニアを紹介する
・はじめに
新型コロナウィルスが流行する昨今、政府や自治体からは不要不急の外出を控えろ、3密の状況を避けろ、などと言われおちおち外に出ることもできない。
オフライン対戦を主戦場とするゲーマーの中には、オンライン対戦で窮屈な思いをしている人も少なからずいるかと思う。
見えることのない差し込み、間に合わない差し返し、クソラグ射撃Mii・・・
趣味の合間に仕事や勉強をしているような人間にとって、その趣味を楽しめないのはかなり苦しい。
しかし我々はゲーマーだ。趣味の土俵を少しだけ変えれば、普段と変わらず余暇時間を楽しむことができる。
遅延に苦しむことなく、自らのプレイを評価し、対策を講じ、強敵を乗り越える。それができる土俵は他にもある。
・メトロイドヴァニアとは
ゲーム『メトロイド』シリーズあるいは『悪魔城ドラキュラ』シリーズ(海外版タイトルは『Castlevania』)をご存じだろうか。
これら二つのシリーズは一般的に『探索型アクションゲーム』として分類され、シリーズ作の多くが高難易度となっている。
これらに近い分類のゲームは、『メトロイド』と『Castlevania』を合わせて『メトロイドヴァニア』と呼称されることもある。
つまりメトロイドヴァニアとは、『メトロイド』『悪魔城ドラキュラ』みたいな探索型アクションゲームのことである。
・本題
本記事では、Switchで遊べるメトロイドヴァニアの中から、私が実際にプレイした全てのタイトルの感想を述べていく。
また、各タイトルの感想にあわせて、メトロイドヴァニアで(個人的に)重視している以下3つの要素の『楽しかった度』を5点満点でそれぞれつけておく。
『戦闘』:ボス戦、雑魚戦がどれくらい楽しかったかを総合的に評価
『探索』:探索の快適度や、好奇心を刺激されるかなどを総合的に評価
『世界観』:世界観を構成するストーリー、音楽、ビジュアルなどの要素が作品の面白さをどれくらい引き出せているかを評価
評価とか書いちゃったけどあくまで主観なので、参考程度ってことで頼みます
Hollow Knight
戦闘 4
探索 4
世界観 5
Switchのメトロイドヴァニアの中では割と有名どころ。
全体的に薄暗いビジュアルで、世界全体が疲弊した雰囲気はダークソウルに近い。
アクションは比較的シンプルで、剣を上下左右に振る、飛び道具を前方に撃つ、ダッシュ兼回避程度だが、
これらをうまく使いこなさなければ先へ進めないようになっており、そのさじ加減も秀逸。結晶バエは許さない
ワールドがかなり広く、各所にご褒美が用意されているため、探索において各種アクションを使いこなす楽しさがある。
ボスの攻撃パターンも多彩で、ボス戦ごとにプレイヤーの工夫が試される。
戦闘や探索が高い水準でバランスよく作られており、ストーリー終盤になるにつれて主人公の正体が明らかになっていく展開にも引き込まれた。
テキストは全体的に少なめでなんか全体的に暗くて登場キャラクターは全員虫がモチーフなので、そういうのが苦手な人は注意。
ただ、そのどれもが徹底しており世界観が統一されているので、苦手じゃない人にはとてもおすすめ。
武器の種類が1種類だけなので、もうちょっとあったら嬉しかった。
Dead Cells
戦闘 5
探索 3
世界観 3
メトロイドヴァニアとローグライクを組み合わせた『戦闘狂向けアクション』。
一度に2つの武器を装備することができ、そのバリエーションも多様。
入手した武器にはエンチャント(≒ボーナス)が付与されていることがあり、
『1秒ごとに5の炎上ダメージを与える』とか、『炎上ダメージを+5する』など様々で、
これらを組み合わせることで、自分だけの最強の立ち回りを生み出すことができる。
プレイするごとにダンジョンがリセット&入手アイテムがランダムとなっているので、
『次はどこへ行こうか』『どんな装備で戦おうか』などの楽しみが毎回新鮮なものとなる。
また、ステージごとにタイムボーナスが設定されており、効率よくステージをクリアできたときは気持ちがいい。
探索やストーリーよりも、そのスピード感を楽しむ作品。
ハードモードになるとかなり難易度が上がるので、めちゃくちゃPSを求められる気がする。
Dandara
戦闘 4
探索 5
世界観 4
操作性において唯一無二のメトロイドヴァニア。
『地面を歩く』ことはできず、地上から天井へ、壁から壁へと忍者のように『飛び移る』ことで移動できる。
『飛び移る』という特性上、その延長線上に敵や敵弾があった場合は否応なしに被弾してしまうため、
自身の移動ルートや敵の攻撃を素早く見極めながら行動することが攻略のカギとなる。
これができるようになると、移動だけで楽しい。
また、MPを消費して発動できる攻撃技もこのシステムをうまく活かしている。
『複数回壁を反射する弾を撃つ』『設置した壁からレーザーを垂直に一定時間放つ』などの技を使いこなし、
プレイヤーと違って自在に動き回る敵を、多彩な角度から迎え撃つことができる。
ボス戦もこれらのシステムを存分に活かしたものとなっており、これがまた最高に楽しい。
ワールドの広さと説明不足ゆえか、どうしたら先に進めるのかわからなくなることがあるので、詰んだときはsteamのコミュニティを見ることを推奨する。
スマホ版もリリースされており、飛び移るアクションの操作感をスワイプでより楽しむことができるため、個人的にはこちらの購入がおすすめ。
オリとくらやみの森
戦闘 3
探索 3
世界観 3
PVの音楽がよかったので衝動買いしたが、ハマらなかった。
特に裏切りのないストーリー、うま味のない雑魚戦、バリエーションに欠けるボス戦。
PC版ではシリーズ化しており何作か出ているようなので、もしかしたら自分だけハマらなかったのかもしれない。
深世海 Into the Depths
戦闘 4
探索 4
世界観 5
プレイヤーがこの作品を紹介したブログが1万RTされた。
私は学生時代にスキューバダイビングをしていたのだが、
水中での挙動や効果音など、ダイビング中に感じるあらゆる感覚が非常によく再現されていてめちゃくちゃのめり込んだ。
クリアまでのプレイ時間は7,8時間とあっさり目だったが、プレイ時間以上の満足度があった。
この作品のいいところが前述のブログで網羅されているので、気になる人はそっちを読んでほしい。
Blasphemous
戦闘 4
探索 3
世界観 4
疲弊した世界観、死んだら所持金全ロスト、数あるメトロイドヴァニアの中で最もダークソウルに近い『ソウルライク』な作品のひとつ。
ハードな戦闘、探索からのアイテム収集などメトロイドヴァニアの基本的な要素をバランスよく取り揃えている。
この作品は相手の攻撃をいなすアクション『パリィ』を搭載しており、そこが気持ちよさそうだなと思って購入したのだが、
いざプレイしてみるとパリィしても反撃を取れないことが多く、パリィに失敗するリスクもまた大きいため、パリィの出番はあまりなかった。
ジャンプで移動できる範囲に対して足場と足場の距離がやたらシビアで、移動にストレスを感じることがあるのが玉に瑕。
Broodstained: Ritual of the Night
戦闘 5
探索 5
世界観 4
悪魔城ドラキュラシリーズのプロデューサー、IGAこと五十嵐孝司氏が手掛けるメトロイドヴァニア。というか悪魔城ドラキュラ後継作。
大人の事情で『悪魔城ドラキュラ』を標榜できないだけで、あらゆる全てがドラキュラ。作中BGMの作曲者もドラキュラのそれと同じ人。
ここまでインディーズだらけのラインナップで、この作品を挙げることに正直躊躇してしまった。これもインディーズなのに。
大人げないとすら思える制作陣の暴力。戦闘、探索の充実度において最早どの作品も勝てない。ストーリーはいつものドラキュラなのでもう客観的に評価できない
メトロイドヴァニア入門者にも、メトロイドヴァニア愛好家にもこの作品は外すことができない。
BGMがとてもつよくてつよいので、サントラを集めがちな人はサントラ同梱版を探すべき。
Switch版は処理落ちで動作が重くなる部分がたまにある(個人的にはあまり気にならなかった)ので、PS4やゲーミングPCを持っている人はそちらの購入がおすすめ。
※2020/7/4 追記
Momodora: 月下のレクイエム
戦闘 4
探索 4
世界観 4
ビジュアルと世界観を例えるなら『かわいいブラスフェマス』。
ただしこちらはマップや探索等の要素がコンパクトにまとまっており、比較的序盤から移動速度の強化やワープをアンロックできるため、移動に関してストレスがない。
雑魚ボスともに硬すぎない程度の体力が設定され、終始テンポよくゲームが進む。
ノーマル以上の難易度として『ハード』『クレイジー』が用意されており、難易度に応じて主人公の最大HPが減少する。
その一方で敵の体力は据え置きとなっているため、テンポのよさもそのままにヒリヒリした戦闘を楽しむことができる。
前述の通りコンパクトなゲームボリュームでテンポよく進行できるため、スピードランやノーダメクリアなど、周単位でのやり込みと相性が良い。
初見の1周をどっぷり楽しみたい人は物足りなさを感じるかもしれないので、そういう場合は他のメトロイドヴァニアがおすすめ。
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000016132
・・・以上8作品を雑に紹介しました。
読んでくれた人たちのゲーム生活の一助となれば幸いです。
初~中級者に勧めたいオフライン大会 『Tokyo Nights』3つの特徴
ご無沙汰しております! ウメブラ最速敗退Vtuber犬のおサムです。
SP発売と同時にファイターズパスも購入し、休日には毎週欠かさずスマブラをしています。
そんなわけで、なんと2019年8月27日! 僕のSwitchに勇者が参戦しました!!(勇者の配信日は2019年7月31日)
タノシンデルヨ、ホントダヨ
僕もその恩恵にあずかり、休日にオフラインでスマブラを楽しんでいます。(主催者やスタッフの方々、本当にありがとうございます)
普段からオフに参加している方だけでなく、オフライン未経験のプレイヤーの方々にも、この楽しみをぜひ経験してもらいたいと思っています。
そんなわけで今回は、"初~中級者に勧めたいオフライン大会 『Tokyo Nights』3つの特徴"と題し、その名の通りの紹介記事といたします。
まずは大会の概要から
開催日時:毎週日曜12:30-19:30(終了時間は進行状況によって変動)
開催トーナメント:1on1・2on2(両方もしくはどちらかだけの参加でもOK)
トーナメント方式:ダブルエリミネーショントーナメント(1回負けても続きがあるよ)
②平日大会のビギナーズ部門など中級者向けの大会成績をポイント化したランキング『TIPR』の対象
③上記の『TIPR』とは別に、Tokyo Nights独自のランキングを特典付きで設けている
ところがどっこい、実態はその真逆です。
彼ら外国人プレイヤーの内訳は、フレンドリーな外国人か超フレンドリーな外国人かの大体2通りです。
難しい言葉を早口でしゃべったりとかしなければ、日本語も大体伝わります。
なんなら日本人より絡みやすいです(個人の感想)。
会場全体が親しみやすい雰囲気になっているので、オフ未経験の方にもおすすめです。
『TIPR』は、全世界のメジャーな大会成績を集計したランキング『PGR』の東京ローカル版(JPRに入ってない人向け)みたいなものです。
JPRに載るほど結果は出てないけどこれから結果を出していきたい、そんな中級プレイヤーの目標のひとつになるかもしれません。
『TIPR』の詳細は下記URL
Tokyo Nightsは前述の『TIPR』とは別に、Tokyo Nightsだけの大会成績をポイント化してランキングしています。
このランキングに上位3名のうちの一人としてランクインすれば、
・ウメブラの参加費をTokyo Nightsがスポンサードしてくれる
・Tokyo Nights特製ジャージのプレゼント
といった特典がもらえます。
参加費スポンサードしてもらってユニフォーム着てウメブラ行ったら、なんかプロみたいですね。かっこいい
こんな特徴があるので、オフ未経験あるいはもっと経験を積みたいスマブラSPの初~中級者に特におすすめかなと思ってます。
スマブラSPのオフに行ってみたい、大会経験をもっと積みたい、そんなプレイヤーの方々、オフライン大会『Tokyo Nights』いかがでしょうか!
明日のトーナメントの空席ですが、あと9人分しか残っていません.https://t.co/DzIzmWVsNG
— TokyoSSB日本語 (@tokyossb_jp) 2019年8月31日
Featuring: @YOC_geki , @oomori_ssbu , @Awesome_ssb4 , @xbeastmc , @Ginko7098 , @BIGTOE , @ShakeyBanks , @ghelo_o
会場のスタッフのゲロさんは、新しいラウンドロビントーナメントシリーズを開催する予定です!
— TokyoSSB日本語 (@tokyossb_jp) 2019年8月24日
最大プレーヤー20人
料金1000円
スイッチ持ち割引500円
水1本無料
(スイッチ持ち割引には前もって登録する必要)
たくさんのトーナメントの対戦を練習できるいいチャンスですよ!https://t.co/1RzGZMfIqA
プーと大人になった僕とプーさんとプーさん
どうも! ウメブラ最速敗退Vtuber犬のおサムです。
今回は大会のオフレポではなく、ただただ映画『プーと大人になった僕』を観に行った日のことを書いていきます。
要するに日記です
本文に入る前に、映画および今回の日記に登場する人物について簡単に紹介しておきます。
プー : 『くまのプーさん』として知られる熊のキャラクター。クリストファー・ロビンの親友で、ハチミツが大好物。
クリストファー・ロビン : 幼少期をプーと共に過ごしたが、寄宿学校への入学を機にプーと別れたまま大人になった。妻と娘がいる会社員。
プーさん(おサム) : 大学時代に労働法を履修したが、卒業後入社した企業がちょっぴりブラックだったので無職になった。妻も娘もいない実家暮らし。
プーさん(きみさん) : 『金融はやめとけおじさん』として知られる元金融営業マン。無職で、ギルティギアが大好物。
10月22日、誘いを快諾してくれたきみさんと共に、以前から気になっていた映画『プーと大人になった僕』を観に渋谷へ行った。
キスケとかいうマッジでどうしようもない遅刻魔がトラウマで、待ち合わせ時刻は上映開始時刻の50分前に設定させてもらった。今後キスケと待ち合わせる予定のある人は、心して臨んでいただきたい。
きみさんはその待ち合わせ時刻の40分前に渋谷入りしていた。これが大人の余裕か
余裕ありすぎて持て余してた
予定の遅れもなく待ち合わせに成功した僕ときみさんは、そのまま映画館へ行きチケットを購入。上映開始まで30分ほど時間が空いたので、近くを散策することにした。
おサム「さて、どこ行きましょう?」
きみさん「………………」
おサム「…………………」
きみさん「あそこにドン・キホーテがある。ドン・キホーテは、DQNもオタクも等しく受け入れる。」
ドン・キホーテは行き場を無くしたオタクに優しいお店だ。ドンキ最高
「オフに持って行ったら楽しいかも」と思いボードゲームコーナーを物色し、その間きみさんはそばに置いてあったルービックキューブを始めていた。色々物色したがめぼしいものが見つからず、上映開始も近づいてきたので「そろそろ戻りますか」ときみさんに声をかけた。手元のルービックキューブは一列も揃っていなかった
映画館に戻りプーさん2人が着席し、スクリーンに映し出されるプーをじっと観ていた。
公開中の映画なので詳しい内容については書かないでおくが、観終わった直後の2人はこんな感じ。
おサム「うっ…うう… 俺もう就活やめよ…」
きみさん「俺も内定取消そう…」
昔馴染みの友達に会いたくなるいい映画だった。社畜に対してあまりにも優しすぎるプーの言葉が個人的に刺さりまくり、きみさんの横に座っていた僕はあくびをするフリをしながら1万回涙を流した。
映画館を出ると時刻はランチタイムをとっくに過ぎていた。昼食をとっていないので近くにあったTETSUでつけ麺を食べた。きみさんとつけ麺を食べながら、将来について「やりたい仕事とか無くねぇ?! 金だけもらって遊んで暮らしてえ」みたいな真面目な話をした。
映画観て飯食ってサヨナラってのも味気ないので、もう少し2人で渋谷を楽しむことに。かと言って渋谷に詳しいわけでもない無職2人は、どこに行けばいいかもわからない。そんな時に行く場所は
そう、2度目のドンキである。
ドン・キホーテは行き場を無くしたオタクに優しいお店だ。ドンキ最高
先程は時間が足りずスルーしていたオトナのグッズコーナーをのぞいてみたり、ぱっと見はTENGAとはわからないデザインで『TENGA』と書かれたTシャツを前に「えっ… ちょっと欲しい…」と腕組みしてみたりとお子様にはできない時間の使い方をした。
そしてしょっぱいもののあとには甘いものが欲しくなる。ということで解散前にドンキ内のカフェコーナーでドリンクを注文。きみさんはタピオカドリンク、僕はカフェラテに、渋谷名物ハチ公の顔をあしらったマシュマロをトッピングして注文した。カフェコーナーと言いながらもドンキ内に座れる場所はほぼほぼ無いので、ハチ公前の腰をかけられるスペースで飲んだ。
先にドリンクを飲み終えたきみさんは帰宅し、一人でハチ公カフェラテを飲んでいると、きみさんのいた場所に僕と同じくらいの年齢と思われる男性が腰をかけた。すると男性のもとに若い女性2人が現れ、「私たちYouTuberなんですけど、若い男性にちょっとしたインタビューをお願いしているんです」と声をかけた。しかし男性は待ち合わせがあるからとインタビューを断ってしまった。なんとなく2人組YouTuberがかわいそうに思えたので、もし声をかけられたら顔出しでなければインタビューに答えてあげようと心の準備をしながら彼女たちの方を見ると
そそくさと引き上げていった。いや… 隣… 若い男性…
僕じゃダメなのかと謎の敗北感に見舞われながら帰りの電車に乗った。映画を観終わった後の優しい気持ちはもうどこにもなかった…。
おわり
【ウメブラ34オフレポ】
〜前回のあらすじ〜
サブキャラを持たないルイージメインのプレイヤーおサムは、苦手意識の強いリトルマック使いのズズバさんと初戦で戦い、完膚なきまでに叩きのめされる。
敗者側からの本戦進出を狙うおサムは、もう1人の伏兵リトルマックの追撃や2大不利カードの一角ミュウツーの猛攻をしのぎ、敗者側準決勝まで駒を進めた。が、その手は弱上Bやロケットぶっぱなどの犯罪行為による返り血に染まっていた…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どうも! ウメブラ最速敗退Vtuber犬のおサムです!
今回の記事では2018年8月25日に行われたスマブラforのオフ大会、ウメブラ34のレポートをお届けします。
今回の大会内容を振り返る前に、現在のメインキャラであるルイージのキャラ相性について少しだけ説明させていただきたい。
ルイージは発生、ダメージ、ふっとばしに優れた技が多い反面で技のリーチが短く空中横移動の速度が遅いため、リーチの長い技や飛び道具を持つキャラには立ち回りで不利となる場面が多くなる。特にそれが際立つ対戦カードか2つあり、その2キャラはルイージ使いの間で「ルイージ2大不利キャラクター」ともいわれている。それが前述のミュウツーと、ロゼッタ&チコ(以下ロゼチコ)である。
要するに「対ミュウツーロゼチコはめちゃキツイよ!」ということだけ知っていただければと
私はウメブラではなんと4回連続、ミュウツーおよびロゼチコ(ミュウツーメインロゼチコサブ含む)と同じブロックに配置され続けており、もうそろそろ勘弁していただきたいなーと思いながら今回の予選ブロックを確認したのだが
ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛
ミュウツーロゼチコ両方いるブロックなんてない方が圧倒的に多いでしょっ…! どうして…っ! それを5回も続けて…!!
しかしそうなってしまった以上は…仕方がない…今できることをしなくては…
ということで予選前のフリー対戦台を物色していると、ロゼチコ使いのゆずさんとぱすたぁさんが対戦している台を発見。ロゼチコ対策のため混ぜてもらうことに。
全試合ボロ負けしたが全くこちらの攻撃が通らないわけではなかったので、もしかしたら、万万が一、奇跡的に勝てるなんてこともあるかもしれないというわずかな希望を持ち、予選に臨んだ。
ブロック内の人数の関係で予選は勝者側2回戦からスタート。敬称略。
勝者側2回戦 おサム(シュルク・ルイージ) vs m&m(ロゼチコ) 0-2
わずかな希望がガン処理された。前回のウメブラ予選でも一瞬登場したシュルクだが、実は遊びのチームで動かす程度。このプレイヤーの希望、あまりにもわずか。
2本目はルイージを使用し、下投げサイクロンで1スト奪うもやはり敵わず敗者側へ。
・敗者側1回戦 おサム(ルイージ) vs りらまま(リンク) 2-0
りらままさんはオフ大会が初めての様子だったので、ルールを説明しながら気持ち丁寧に試合を進行。もし違ってたらゴメンナサイ。
危なげなく勝利し、焦りを落ち着かせることができた。
・敗者側2回戦 おサム(ルイージ) vs まよ。(カムイ・ロゼチコ) 2-0
1本目はルイージ対カムイ。個人的に苦手意識のあるカードだったが、相手の復帰にサイクロンが噛み合い1本先取。
拒否ステージを告げ、この調子ならなんとか…と思ったところで対戦相手がロゼチコにキャラ変更。待って待って待って待ってどうして?!?!??!?なんで?!?!?! 聞いてないよJuddy!!!?!?!? こんなところにもロゼチコがいるのかい?!?!??!??
Juddyは何も悪くないので、とりあえずルイージのまま続行。執拗に弱とサイクロンでチコを無理矢理押し出し、ヒヤヒヤしながらも勝利。
・敗者側3回戦 おサム(ルイージ) vs ダイコン(ディディーコング) 2-1
1本目の1ストック目は弱暴れから火力を取り続けるも立ち回りでやや優位に立たれ、「まずい、このままでは厳しい試合展開が続きそうだ」という焦りを感じた。ストック先行されてしまっては相手の立ち回りは固くなる一方だろうと思い、守りに重点を置くも攻めをさばききれず先行されてしまった。
反撃に打って出るために、無敵時間を利用して攻撃を押し付けガードを固めさせてから、有利展開を作る作戦を実行。まずは後方にいるディディーに空ダFBを―――
ルイージ「」ピィィイイイ…
モニターに映し出されたルイージは、ロケットを溜めていた。
これを見たディディーコングはガードを固めていた。いや確かにガード固めさせたけども! 思ってたのと違うわ
目の前でディディーコングはガードを張っているが、溜めが自動キャンセルされる直前のタイミングで撃ってみることに。
当たった。自動キャンセル読みでガードを解除したディディーコングは、先行したはずの1ストックを抱えて吹き飛んでいった。ダイコンさんは叫んでいた。
その後は崖上がりの厳しい展開が続くも少しずつダメージを稼ぎ、空前差込みに上スマを合わせて1本先取。2本目は五分展開が続くも最後の最後にDAが暴発し、1本取られる。3本目はお互いバースト圏内の崖上がりで入れ込んだ転がり上がり下スマがたまたま通り勝利。
試合結果を記入する際に次の対戦相手が決まるカードを確認すると、ミュウツーvsロゼチコになっており軽く卒倒しかけた。どっち転んでもやべえカードやん…
・敗者側準決勝 おサム(ルイージ) vs m&m(ロゼチコ) 0-2
お願い回りこみ回避は全て狩られ、弱やサイクロン暴れでチコを追い出すも上Bで逃げられる。そしてぼくのウメブラ34は終了した
予選が終わりフリー台を物色していると突然、なんちゃんに胸を触られた。乳首の位置を当てたかったようだが、なんちゃんの指は全く見当外れの位置を示していた。先日のスマパの試合では負けてしまったが、乳首当てゲームでは多分こちらが格上。
m&mさんに2回ぶっ殺されて、敗者側準決勝でぼくのウメブラは終了しました pic.twitter.com/rngHv0qdvo
— おサム (@Awesome_ssb4) 2018年8月25日
【ウメブラ33オフレポ】
どうも!ウメブラ最速敗退VTuber犬のおサムです。
今回の記事は、2018年7月28日に開催されたスマブラ4のオフ大会「ウメブラ33」について書かせていただきます。主に予選トーナメントの様子です。
勝者側1回戦
おサム(ルイージ) vs. ズズバ(リトルマック) 0-2 負け
対戦経験が少ないこともあり、対リトルマックは個人的に苦手意識の強いカード。
発表された予選メンバーにズズバさんの名前があった時点で「リトルマックと対戦することになるのでは」という嫌な予感がしていたが、その予感は的中し、ズズバさんと勝者側1回戦で対戦することになった(このあと予想外の角度からさらに的中することになる)。
間合いも確定反撃もつかめないまま、2本先取され敗北した。くやちい。
敗者側1回戦
おサム(ルイージ) vs. Hiroshi(リトルマック) 2-0 勝ち
いや「リトルマックと対戦するかも」とは思ったけれども! おかわりって!
…リトルマックに負けたらリトルマックが待ってる構図って世知辛すぎません??
奥歯を強く噛みながら復帰阻止の展開をどうにか作り2本先取。
敗者側2回戦
おサム(ルイージ) vs. しか(ミュウツー) 2-0 勝ち
このプールは「おサムルイージを絶対に殺すプール」だと思うことにした。ちなみに第1シードにはキリハラさんが控えていた。強めの殺意を感じる。
弱上B、弱横スマなどの犯罪行為を重ねて2本先取。やらなければ、やられてしまう。ここはそういうスラム街だ。
敗者側3回戦
おサム(ルイージ) vs. DICH(ファルコ・フォックス) 2-0 勝ち
横Bをパナした(というか出てしまった)。ルイージロケットは牽制として放たれたブラスターを飛び越え、そのままファルコに直撃した。
たぶんお互いに「なんでやねん」と思ったが、僕はなぜか「計算通り」と言わんばかりにうなずいていた。何から何まで計算していないのに、うなずいていた。罪を犯しながら嘘で塗りつぶすスラム街での暮らしが板についてしまったらしい。
犯罪者として開き直り、新たなメンタルで敗者側4回戦へ。
敗者側4回戦
おサム(シュルク) vs. ズズバ(リトルマック) 0-2 負け
あの…店員さん…おかわりは先ほどいただいたので結構です…あのもうほんとお腹いっぱいなんで…次はちゃんと対策しておくので…
ルイージではまるで歯が立たないのでシュルクを選択したところ、ズズバさんはリトルマックからリュウを選択し直したためすかさずルイージを選択し直した。
「リトルマックを選んだらシュルクを出すんですか?」とズズバさんが聞いてきたので、僕は意味ありげな微笑を浮かべながら「さあ、どうでしょうねえ」と答えた。
本当の答えはもちろんYESなのだが、スラム街に真実を語るものは存在しない。シークレットオーダーの結果、シュルク対リトルマックで試合開始。
ふつうに2本先取され敗北。ズズバさんも強いし、おサムシュルクの使用回数はメインと比べてあまりにも少ない。当然の結果である。
というわけで、敗者側4回戦で敗退。やっぱり予選突破したかった…!
午前の予選が終了したころ、かいデデデさんに声をかけられたので「わざわざ声を掛けてくれて嬉しい」と言ったところ、「僕、おサムさんのこと大好きなので!」と突然の告白をされてしまった。愛の告白に慣れていないオタクなので、なんと答えるべきかわからず口をパクパクさせたまま謎の間が生まれてしまった。
午後の予選トーナメント中は、出場している知り合いをひやかし…ではなく応援することに。
中でも印象的だったのが首都大スマサーのゼロサム使い、あだちくんの試合。
あだちくんのブロックには第一シードにシュウさん、第二シードになおさんが控えており決して楽な予選にはならないはずなのだが、本人に「予選どう?いけそう?」と聞いてみると
「僕のブロックは全然ぬるいんで(笑)」
まさかのビッグマウスである。
あだちくんは非っっ常に謙虚なプレイヤーで、この発言も彼なりの冗談なのだが… 蓋を開けてみれば予選1位通過。冗談になってないやんけ!
堅実な立ち回りに鮮やかな即死を添えるオシャンティなプレイでシュウさんのベヨネッタを2-0で下していた。お見事としか言いようが無い番狂わせを演じたあだちゼロサムに心からの拍手を贈りたい。
午前午後の予選を終え、OKDくんと近くのインドカレー屋で遅めのランチを食べた。やみつきになるバターチキンカレーともっちもちのナンが最高。おススメ。
その後は色々なフリー台で対戦。混ぜていただきありがとうございました!
GFを観終えて、がくと、べいす、あれんくんと共に会場を後にした。
会場から出るなりがくとが、「今日も寄ってくでしょ? ヨドバシ」と謎の発言。
ウメブラ後のヨドバシを恒例にした認識は誰にもない。
がくと作「ネス」 pic.twitter.com/kYRjJrPitL
— おサム (@Awesome_ssb4) 2018年7月28日
結局ヨドバシに入ってしまった。がくとの描くネスはあまりにも粗雑だったが、海外勢からは「一番きれいなネス」というリプライが日本語で届いていた。なんでやねん。