ウメブラ最速敗退Vtuber犬

気の向くままに書く、こいつはそういう犬だ

プーと大人になった僕とプーさんとプーさん

 

どうも! ウメブラ最速敗退Vtuber犬のおサムです。

今回は大会のオフレポではなく、ただただ映画『プーと大人になった僕』を観に行った日のことを書いていきます。

要するに日記です

 

本文に入る前に、映画および今回の日記に登場する人物について簡単に紹介しておきます。

プー : 『くまのプーさん』として知られる熊のキャラクター。クリストファー・ロビンの親友で、ハチミツが大好物。

クリストファー・ロビン : 幼少期をプーと共に過ごしたが、寄宿学校への入学を機にプーと別れたまま大人になった。妻と娘がいる会社員。

プーさん(おサム) : 大学時代に労働法を履修したが、卒業後入社した企業がちょっぴりブラックだったので無職になった。妻も娘もいない実家暮らし。

プーさん(きみさん) : 『金融はやめとけおじさん』として知られる元金融営業マン。無職で、ギルティギアが大好物。

 

10月22日、誘いを快諾してくれたきみさんと共に、以前から気になっていた映画『プーと大人になった僕』を観に渋谷へ行った。

キスケとかいうマッジでどうしようもない遅刻魔がトラウマで、待ち合わせ時刻は上映開始時刻の50分前に設定させてもらった。今後キスケと待ち合わせる予定のある人は、心して臨んでいただきたい。

きみさんはその待ち合わせ時刻の40分前に渋谷入りしていた。これが大人の余裕か

きみさん「都会でやるポケモンGOたのしーーーwww」

余裕ありすぎて持て余してた

予定の遅れもなく待ち合わせに成功した僕ときみさんは、そのまま映画館へ行きチケットを購入。上映開始まで30分ほど時間が空いたので、近くを散策することにした。

おサム「さて、どこ行きましょう?」

きみさん「………………」

おサム「…………………」

きみさん「あそこにドン・キホーテがある。ドン・キホーテは、DQNもオタクも等しく受け入れる。」

ドン・キホーテは行き場を無くしたオタクに優しいお店だ。ドンキ最高

「オフに持って行ったら楽しいかも」と思いボードゲームコーナーを物色し、その間きみさんはそばに置いてあったルービックキューブを始めていた。色々物色したがめぼしいものが見つからず、上映開始も近づいてきたので「そろそろ戻りますか」ときみさんに声をかけた。手元のルービックキューブは一列も揃っていなかった

映画館に戻りプーさん2人が着席し、スクリーンに映し出されるプーをじっと観ていた。

公開中の映画なので詳しい内容については書かないでおくが、観終わった直後の2人はこんな感じ。

おサム「うっ…うう… 俺もう就活やめよ…」

きみさん「俺も内定取消そう…」

昔馴染みの友達に会いたくなるいい映画だった。社畜に対してあまりにも優しすぎるプーの言葉が個人的に刺さりまくり、きみさんの横に座っていた僕はあくびをするフリをしながら1万回涙を流した。

映画館を出ると時刻はランチタイムをとっくに過ぎていた。昼食をとっていないので近くにあったTETSUでつけ麺を食べた。きみさんとつけ麺を食べながら、将来について「やりたい仕事とか無くねぇ?! 金だけもらって遊んで暮らしてえ」みたいな真面目な話をした。

映画観て飯食ってサヨナラってのも味気ないので、もう少し2人で渋谷を楽しむことに。かと言って渋谷に詳しいわけでもない無職2人は、どこに行けばいいかもわからない。そんな時に行く場所は

そう、2度目のドンキである。

ドン・キホーテは行き場を無くしたオタクに優しいお店だ。ドンキ最高

先程は時間が足りずスルーしていたオトナのグッズコーナーをのぞいてみたり、ぱっと見はTENGAとはわからないデザインで『TENGA』と書かれたTシャツを前に「えっ… ちょっと欲しい…」と腕組みしてみたりとお子様にはできない時間の使い方をした。

そしてしょっぱいもののあとには甘いものが欲しくなる。ということで解散前にドンキ内のカフェコーナーでドリンクを注文。きみさんはタピオカドリンク、僕はカフェラテに、渋谷名物ハチ公の顔をあしらったマシュマロをトッピングして注文した。カフェコーナーと言いながらもドンキ内に座れる場所はほぼほぼ無いので、ハチ公前の腰をかけられるスペースで飲んだ。

先にドリンクを飲み終えたきみさんは帰宅し、一人でハチ公カフェラテを飲んでいると、きみさんのいた場所に僕と同じくらいの年齢と思われる男性が腰をかけた。すると男性のもとに若い女性2人が現れ、「私たちYouTuberなんですけど、若い男性にちょっとしたインタビューをお願いしているんです」と声をかけた。しかし男性は待ち合わせがあるからとインタビューを断ってしまった。なんとなく2人組YouTuberがかわいそうに思えたので、もし声をかけられたら顔出しでなければインタビューに答えてあげようと心の準備をしながら彼女たちの方を見ると

そそくさと引き上げていった。いや… 隣… 若い男性…

僕じゃダメなのかと謎の敗北感に見舞われながら帰りの電車に乗った。映画を観終わった後の優しい気持ちはもうどこにもなかった…。

 

おわり